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桜餅に恋をして        『ホゥ...』


by maru_kyo
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嫌いやけど、スゴイやつ

今、ぼやぼやとニュースを見ていて思い出した。そして、改めて思った。

20年前の1985年、マルは阪神ファンだった。
それは、そう、吉田監督時代の日本一の年。
当時、阪神タイガース子供の会という会に入っていたマルは、阪神のホームゲームほぼ全試合をライトスタンド、水晶米の看板前で応援していたものでした。

当時21年ぶりの優勝が見えてきて、阪神が勝ったときのファンの盛り上がりはすごかった。

試合中のスタンドで、
試合が終わって客電が消えてもスタンドで、
スタンドを追い出されたら虎風荘の前で、
それでも飽き足らず阪神電車の中で...

ずぅ~っとずぅ~っとメガホン叩いて声張り上げて、ひたすら六甲下ろしを歌い、各選手のテーマ曲を歌い踊り、そして相手チームをアジる。
その中でも、やっぱり巨人戦に勝った日ヤジはすごかった。
当時、マルも宿敵巨人に対してヤジる時はかなり興奮したものだ。
今でも覚えているフレーズ『大阪の恥ぃ!く~わ~たぁ~!!』

ところで、当時、阪神の不動のスターティングメンバーと言えば、こうだった。

1、ライト 真弓
2、センター 北村
3、ファースト バース
4、サード 掛布
5、セカンド 岡田
6、レフト 佐野
7、ショート 平田
8、キャッチャー 木戸
9、ピッチャー

今でも全員のテーマソングを振りつきで歌えるけれど、このメンバーの中で現役で活躍している選手は、...いない。皆無だ。
そりゃ当然だ。いくら、比較的選手生命の長いスポーツである野球でも身体を酷使するプロスポーツ選手にとって、20年と言う年月は二世代に近い。

そんな中、『大阪の恥』だった桑田真澄は当時も今も一線で活躍している。
確かに、入団経緯や宮澤リエとのもろもろ、バブルの借金。絶えず色々問題も起こしていて、マルが野球をほとんど見なくなった今でも決して好きとは言えない選手だけど、ヤツはガンバっている。
たたかれて、きらわれて、それでもガンバっている。

好きやない。ドコを取っても好きやない。
でも、その功績はすばらしい。
by maru_kyo | 2004-08-03 23:42 | 見もの